自己満足がもたらす減らない残業

残業を減らすコツとは

2015.11.15

ただの自己満足で終わる

ただの自己満足で終わる

残業は本当に必要なものと、本当は必要のないものに分かれると思います。必要のない残業は自己満足残業と言っても過言ではないでしょう。自分では満足していても、実際仕事の中身は伴っていないかもしれません。

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自己満足残業とは

重要な部分とそうじゃない部分の区別をせず、全ての仕事を100%以上で仕上げようとするあまりに、時間ばかりがかかってしまうタイプの残業スタイルです。一見、頑張って仕事をこなしているように見える為、問題のある残業に見えにくいですが、作業工程を見ると無駄な事に時間を費やしていて、肝心な部分がまだこなせていなかったりします。しかし、フル残業で作業しますので、自分では頑張ったなと感じられる事が自己満足部分に繋がってしまいがちです。

自己満足型の特徴

どの仕事もそうですが、大切なのはアウトプットです。常にクライアントや上司から求められる事を、いかに早く良い形で答えられるかが問われます。そこには要領の良さも必要となりますが、自己満足型の仕事に多くみられるのは、全ての工程を完壁にこなそうとするあまり、一番大切な部分が薄くなってしまうパターンです。
例えば、ある課題の解決策の提出を求められたとします。まず、現状を把握してから、そこにある問題、課題を取りだし、解決策を考え、それに必要な行動や予算を算出します。ある人は現状の把握や調べに時間をかけすぎたり、別な人は解決策の提案に時間をかけ過ぎてしまい、解決策が事例案のような中身の薄いものになってしまったりします。この様な仕事をしてしまうと、仕事の配分に時間がかかってしまう事になり、最後は慌てて仕上げてしまい、結果内容の薄い仕事を提出してしまうといった事になります。

120%を目指さない

自己満足型の仕事をしてしまう人のもうひとつの特徴は、全て自分で120%の仕事を目指してしまうところにもあるようです。確かに仕事は完璧に仕上げるものですが、完璧を狙う事ばかりに気を取られると、結果時間ばかりかかってしまう事になります。その為、残業が当たり前となってしまい、減らす努力もしなくなります。
仕事は手際の良さと要領の良さが大切です。必要なのは取りかかっている仕事の要点を把握する事や、自分でこなせない部分は応援を貰う等です。私のように共働きの女性は、残業になってもそうダラダラと仕事が出来ませんので、詰まり気味の仕事では毎回求められる部分です。そういった状況で120%を目指してしまうと、逆に仕事に行き詰まる結果になってしまうのです。

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