2015.11.20
長時間の残業を続けていますと、心身ともに悪影響がありますし、特に共働きの女性であれば仕事と家事の両立は本当に大変になってしまいます。その際は、転職をして残業のある環境からに抜ける事も解決策のひとつでもあります。
日本にはいまだ、残業するのは良い社員で、残業しない社員は悪だという風習が根強くあるのが現状です。その為、残業をしないように色々解決策をとっても、結局付き合い残業をしてしまい、結果心身ともに疲れてしまう人も多くいるかと思います。
しかし、残業を嫌う事は決して悪い事ではありません。個々の価値観で善し悪しを決めているだけですから、他人の価値観に合せて自分のライフワークを乱す必要はありません。今や長時間残業は社会的な問題になっていますし、企業側も様々な解決策を打って残業を減らす傾向にあります。その中で、残業する事が正しいという人はいまや少数派になりつつありますし、その意見に左右されない自分でいる事が大切ですね。
残業の多さが理由で退職をするなんて根性が足りていない!と言われそうな気がしますが、実は退職理由の第2位に労働時間の不満があるのです。つまり、多くの人は長時間の残業を嫌いますし、残業をしないように解決策をとっても、残業をしなければ駄目な社員だと決めつける職場に嫌気がさしている証拠でもあります。退職理由の上位に労働時間の不満がある以上、残業が多い事を理由に退職するのは全くおかしな話ではありません。また、人件費の問題で正式な残業にも関わらずサービス残業を求められる、残業費を全額支給されないとなれば、正当な退職理由になります。
転職を考えるとやはり少しでも若いうちが有利です。年齢を重ねるほどに採用されにくいのが現実ですし、年齢がいけばいく程、出来る仕事も限られてしまいます。共働きの女性であれば、転職先も就業時間や子育てに理解のある職場を見つけなければならないので、条件が余計狭められます。ですので、転職を考えたのなら、在職中に職探しをする事がお勧めです。今は無料の転職支援サービスがあり、インターネットで仕事探しが出来ますし、専任のコンサルタントが転職先が見つかるまでサポートしてくれますので安心です。
私の主人も、子供が出来たタイミングで長時間の残業がある仕事を辞め、残業の少ない企業へ転職しました。その事で、以前より家庭サービスも出来るようになりましたし、1番良かった事は心身共に健康で毎日の業務に取りかかれる事です。改善策をとっても残業が少なくならないのなら、自ら環境を変えるしかないですね。