2015.11.20
仕事を効率よくこなす為には、朝のうちに1日のタイムスケジュールを立てる事が必要だと思います。スケジュールを立てる為には、今までの業務時間を振り返りながら、効率の良いスケジュールにする、時間に余裕を持たせるスケジュールにする工夫が必要です。
自分のタイムスケジュールを作る前に、1日の業務をどうこなしているか確認する必要もあります。何故なら、業務の遅れの原因はほとんどが突発的に入る業務にあるからです。
例えば、共働き女性の私の例で見てみましょう。今日は、利用者さんの入浴介助、食事介助、送り迎え、計画表作成の業務をこなす予定とします。朝からこの業務だけ出来れば良いですが、利用者さんの急な体調変化、いつもより食事介助に時間のかかる利用者さんがいた、送り時間に利用者さんが言う事を聞いてくれない等、タイムスケジュールを決めていても、突発的に仕事が増えてしまう事がほとんどです。ですので、事務仕事が後回しになり結局、就業時間内に終わらないという具合です。
この様に日々の業務の中には突発的に時間を取られる事が多いと把握する必要があります。そこに予測を立てた計画、タイムスケジュールを作成する必要があるので、再度、日々の業務内容を確認する必要があります。
この様に、タイムスケジュールを立てる際には時間に余裕を持たせる事が大切です。詰め込み過ぎのタイムスケジュールでは、突発的な業務が多い毎日をこなす事は不可能です。では、どの位の時間余裕を作るのが良いのでしょうか。経験上、多くの人が感じるのは、二割の余裕を残しておく事です。要は、スケジュールを立てる際に、八割しか仕事を入れないようにします。八割でスケジュールをこなせた場合は、残り二割で翌日に行う予定の業務にあてる事も出来ます。八割主義は残業を発生させない為に必要な余裕なのです。
八割主義のタイムスケジュールにする事で、余計な残業は軽減されます。業務の詰め込みは、体力気力も失いがちで、せっかく計画を立てても結局残業に繋がってしまう事になります。ましてや、共働きで仕事と家事を両立させる女性は、タイムスケジュールがただでさえ大変になりがちですね。その上、残業の毎日となれば、仕事を続けて行く事にさえ疲れてしまいます。完璧主義は悪くはありませんが、事前に詰め込み過ぎた業務を予定しておくことは避けたほうが良いでしょう。